歩いて稼ぐSTEPN(ステップン)!・・・怪しすぎる。
よくおばあちゃんが「うまい話には気をつけろ」って言ってた。詐欺なんじゃないの?
怪しいよね笑 ぼくもはじめそう思ってたんだ。
だけど、STEPN(ステップン)は仮想通貨に投資をして、そこから「歩くことで配当をもらえる」ゲームだと考えたらぼくは納得ができたよ。
歩くことで配当を得られる・・・?
そうなんだ。株を買って配当を得ることと同じ。ただその配当するために歩くことでゲーム内のポイントを貯めているといえばいいのか。
配当だとしたらなんでそんなに配当が高いの?
このSTEPN(ステップン)は、企業の運営で得たお金をユーザーに還元するところまでがぜんぶもともとの運営方針になっている。その運営方針があるから人が集まってきて、どんどん市場が広がっている。市場が広がるにつれて運営側の利益が大きくなるから、、、ってことだよ。
うーん。なんだか納得ができるようなできないような・・・。春の時期に比べるとずいぶん稼げるお金も減ったっていうし・・・。
稼げるお金に変動があること自体は投資だからやむをえない部分があると思う。それに、4月の配当率はバブルで異常に高騰してたんだと思うんだよ。
ちなみにSTEPNの暴落のことについてはこちらの記事にくわしく書いたから見てもらえたらうれしいよ。→「STEPN(ステップン)がオワコンじゃない5つの理由」この文章に一番最後にもリンクを貼っておいたよ。
うん。まずはお金の仕組みがどうなっているのか知りたいな。
ありがとう。「怪しい!詐欺じゃないの?」と思った人ほど聞いてくれたらうれしいよ。
- この記事はこれからSTEPNを始めようと思っているけど仕組みがわからなくて迷っている方、STEPNを始めたけど仕組みがよくわかっていない初心者の方向けの記事ですよ。
STEPN(ステップン)は怪しい?詐欺?仕組みはチーム投資と配当利益!
歩いて稼ぐ、遊んで稼ぐ、GAME-FIは集団投資への参加
「遊んで稼ぐ」だとか「歩いて稼ぐ」だとか。そんな言葉は聞いたことはありました。
そんなうまい話があるわけがない、詐欺まがいのしくみでしょ?なんてぼくはずっと思っていました。歩くだけでお金が得られるなんておかしいだろうと。
だけどいま、WEB3でほんとうにたくさんのサービスが出てきて、
「遊んで稼ぐPlay to earn」や「運動して稼ぐExercise to earn」、果てには「眠って稼ぐSleep to earn」「運転して稼ぐDrive to earn」なんていうものまで・・・。
そういったPlay to earnやMove to earnなんていうものはまとめてGAME-FIと呼ばれます。
GAME-FIのことを調べて考えていくうちに「これは投資なんだ」って思ったらぼくは納得ができました。GAME-FIの基本的な仕組みはどれも同じで、投資と配分がゲームの本質にあるのだとぼくは考えています。
ゲーム内のアイテム(STEPNであればNFTスニーカーです)を買ってゲームを始めることそのものがまず投資になっている。
そしてゲームのユーザーが増えて市場が大きくなっていくことで運営が得るお金も増えるわけですので、配当の原資も増えていく。
いわば、みんなでチームを組んで行う投資ゲームのようなものだと。
だから歩くだとか、ゲームをするだとか、眠るだとかといった行動そのものが利益をうみだしているわけじゃない。
いうならば、ゲームに参加すること自体が投資で、ゲームで得られるお金は配当のようなものっていうことです。
ゲームへの参加自体が投資だから、ゲームの内容そのものはなんでもいいわけです。歩くのでもゲームするのでも眠るのだって。
ちなみに、、、ここまでの説明で詐欺っぽい!って思ったあなたの考え方はたぶんぼくと似ています。
運営が信頼できるかどうかが大事
ぼくも詐欺ぽい仕組みだな、、、、って思って、ガッツリSTEPNの仕組みや運営のことを調べました。
ゲームの仕組みはこれから説明していきますが、結論から言うとこの仕組みは詐欺にも使えますし実際にそうしたものはあると考えています。
だから最後は運営が信頼できるかどうかがカギになるわけです。有名人の「わたしは稼げていますから大丈夫!」なんてのは信頼できる理由にはならないですよね。そのあとに運営が逃げ出すかもしれないんですから。
それでもぼくはSTEPNを信頼してまして、その理由はたとえばこんな運営の対応です。
- 4月から5月の時期のバブルの時期に新規ユーザーの抑制をかけた
- 相場が暴落した後に、ユーザーへの説明会の回数が激増した
- 新規ユーザーに負担のしわよせが行く仕組みをなくそうとしてゲームを構築している
運営が詐欺ならばバブルの抑制なんてせずに、ひたすら相場を吊り上げて、そのお金を持って逃げるのが詐欺師の手段だと考えています。
そうしたことをせずに、市場が暴落した後もユーザーに頻繁に説明を行い、自分たちの運営方針をユーザーに理解してもらおうと必死になっている。
それに市場が暴落した後のユーザー説明会というのは、そうしたことを仕事などで対応したことがある方であればその恐ろしさはわかると思います。
そうしたことをしていない運営だからこそ、こうして今も成長を続けているのかもしれません。
信頼できると思う理由はまた本文中でくわしく見ていきますね。
あと、本題に入る前にもうひとつだけ。
ブロックチェーン技術とNFTのこと
こうしたGAME-FIの本質はNFTという、改ざんや複製が不可能なデジタルデータが生まれたことによって実現できたものです。
STEPNで買うNFTスニーカーだって仮想通貨にしたって単なるデータなわけですが、そうしたものが金銭的な価値を持って世界で信頼されているのには根拠があります。
その信頼性の根拠はブロックチェーンといわれる技術です。
ブロックチェーン技術というのは、一言でいうと「管理主体がおらず、世界中のユーザー間でユーザー皆の台帳を分散管理する仕組み」のことです。
世界中のユーザー間でデータのやり取りに関する台帳を分散管理することによって複製や改ざんが不可能になったわけです。
世界中のユーザーが管理する台帳と自分の台帳だけが違うのならそのデータがおかしいってことは世界中の他のユーザーからしたら明らかなわけですので。
そうしたブロックチェーン技術があるからこそデータというものにお金を払って大丈夫だっていう信頼性が下地にあって、こうしたゲーム、ひいてはWEB3っていう世界観が出てきているわけです。
単なるゲームのデータじゃそれをいじったら不正行為ができてしまうわけですものね。
なお、ブロックチェーン技術やNFTについて、もう少し詳しく知りたい方はこの記事をどうぞ。 → 「【超初心者向け】WEB3の中核技術ブロックチェーンとは?」
それじゃここからSTEPNの仕組みを見ていきますね。
1人のユーザーからみたお金の動き
本質は株の投資とおなじ
まずは、一人のユーザーからみたお金の流れがどのようなものか考えてみます。
①ユーザーは、たとえば日本円や米ドルを仮想通貨に換えて、その仮想通貨でNFTスニーカーを買ってゲームに参加します。このNFTスニーカーを買うこと自体が投資になります。
②ユーザーは歩くことによって、投資額に応じた配当利益を仮想通貨で得ます。
③ユーザーは使わなくなったNFTスニーカーなどを、他のユーザーに転売して仮想通貨を得ることができます。
④ユーザーは今持っているものに追加してNFTスニーカーやNFTアイテムを買うことができます。
こう考えると、仮想通貨で行われていることを除けば株などの投資と本質は変わらないことがわかるのではないでしょうか。
いちばん基本的な仕組みとしては、ユーザーは歩いて配当を得ることのほかに、持っているNFTスニーカーを売却することでも利益を得ることができます。株を売るのも同じことですよね。
ゲームの仕様でお金の循環を促す仕組み
それでもって、うまくできているなあ・・・と思うところが、このSTEPNというゲーム、ゲーム内で経済を循環するようにゲームが作られているんです。
ただ、歩いて配当の仮想通貨を得て、それを現金化することはもちろん可能です。
だけど、より高い配当を得るためにユーザーがゲーム内で得た仮想通貨をさらに使うような仕組みができている。
具体的に言うと、1足のNFTスニーカーを持っているユーザーが歩いて配当を得られる時間の上限は10分間と決まっています。それが、、、
- 持っているNFTスニーカーの量を増やすと配当を得る時間を増やすことができる
- 持っているNFTスニーカーのレベルを上げて配当を得る能力が上がるなど、NFTスニーカーを強化できる
- 「ジェム」といわれるNFTアイテムを買うことでNFTスニーカーの能力を上げられる
- 2足以上NFTスニーカーを持っているユーザーは「ミント」を行うことでNFTスニーカーを新しく作ることができる
例えば1足のNFTスニーカーを持っていても歩いて仮想通貨を得られる時間は10分だけですが、3足持つことによってそれが20分に伸びます。
新しくNFTスニーカーを買ってもいいですし、自分がNFTスニーカーを2足以上持っているときには、「ミント」といわれるゲーム内の行動で新しいNFTスニーカーを生み出すこともできます。
また、NFTスニーカーのゲーム内でのレベルを上げたり、NFTのジェムを買うことによっても稼げる仮想通貨の量が増えたり。
そうしたNFTアイテムがランダムで入った宝箱も用意されています。
そして、そうしたことの全部が、手数料を運営に払って行われるんです。
また、そうしたNFTアイテムがランダムでもらえる宝箱を開けるのに仮想通貨を使ったり。
そして、自分が持っているNFTスニーカーやNFTのアイテムを他のユーザーに売ることで利益を得たり。
ゲームで得た仮想通貨をゲーム内で循環させるように仕組みが作ってあるわけです。
ただしこれはあくまで仕組みの話なので、そうした追加投資をせずに、歩いて原資回収だけに集中することもまた自由ですよ。
また、根本の話として、ゲームの人気が高まるのに合わせてNFTスニーカーの市場価格が高騰するため、それだけを狙ってNFTスニーカーの転売で利益を得ようとする人だっています。
STEPN運営側から見たお金の流れ
運営側から見た現在の運営側の利益
つぎに、STEPNの運営側から考えたお金の流れを考えてみます。ユーザーに還元している配当の原資となっている運営側の利益はこのようなものになります。
- ①②NFTスニーカー。NFTアイテムなどの販売代金
- ①②NFTスニーカー等のユーザー間の売買時等の手数料収入
- ①②NFTスニーカーのレベルアップ等で生じる手数料収入
- ①②仮想通貨の換金に伴う手数料収入
- ③他の企業からの出資金、協賛金
- ④運営企業が発行している仮想通貨価格の上昇による利益
上に挙げたようなものによって企業が利益を上げている、というところまでは誰もが納得のできることでしょう。仮想通貨を株価と置き換えたら、上に挙げた利益が企業に入るところまではふつうの事業でも同じことなのだと思います。
仮想通貨の換金手数料については、6月に実装されたゲームアプリ内の換金システムのことで、このシステムの利用者は7万人を超えているとも言われています。
仮想通貨取引所で払っていた換金手数料がSTEPN運営にも入ってくる流れを作り出したということです。
GAME-FIの多くはこの運営の利益がユーザーに配当を行う原資となるわけです。
また、この「ユーザーがお金を得ることができる仕組み」が呼び水になってさらに新規のユーザーを巻き込んで、この仕組みそのものがユーザーを集める構造になっている。
ゲームに参加しているみんなだってみんな必死に宣伝をしてくれるわけですし。
さらに運営が発行できる仮想通貨そのものが世間の注目度と相まって上昇することから、仮想通貨の価値上昇そのものが莫大な利益を生む、それに伴ってあがった利益をユーザーに分配するためにさらにユーザーを増やす呼び水になっているということです。
なお、ゲームで歩くことによって得られる仮想通貨は、運営が無制限に発行することのできるゲーム内通貨と呼ぶのが正しいものです。
無限に発行できる以上、そこにはインフレして価値が下落する危険性を常に秘めています。
ですが運営はそこに資金の投入をしてその仮想通貨の価値を下落させないように調整を行っているというのが正確なところです。
※この構図は他のMove to earn、Play to earnの多くに共通してみられるものですが、STEPN運営の方向性が優れているのではないかと考えています。
今後見込まれる運営側の利益
いままでにあげた例だけを考えると、新規ユーザーが増えてくる状態でのみ利益が上がって配当を見込むことができるという体制は否めません。
俗にいうポンジスキーム(投資詐欺)にも近い構造だということになります。
そうしたことは運営側が気にかけている様子は説明会での運営の発言などをみてもとてもわかるところですが、これから先にそうした仕組みを脱却するために採用されそうな運営側の利益を考えてみます。
- NFTマーケットの運営による手数料収入
- カーボンクレジットによる売却益
- アプリ内の広告導入による広告利益
どんどん市場を広げており、3年間で300倍程度にも市場規模が拡大しているNFT市場ですが、STEPN運営も独自のNFTのマーケットプレースを運営する意向を示しています。
7月に運営がBAYCというNFTの有名アーティストの所有者をSTEPNに招待していることもこうしたことと関連しているのかもしれませんよね。そこで得た手数料利益も運営の利益になるわけです。
また、他にもSTEPNで言えば、カーボンクレジットという、世界で進めているカーボンオフセットというCO2削減の制度の中で、STEPNが徒歩移動を推進することで排出CO2の削減が見込まれるわけなので、そのCO2削減量を他の企業に売却することで利益を得ることも検討されています。
電気自動車のテスラ社がこのカーボンクレジットで利益を得ていたことは有名な話ですよ。
また、6月末時点で利用しているアクティブユーザー数は80万人を超えるとのことで、STEPNアプリに広告を導入して広告益を得る考えも実際に検討されています。
あと、最後にこれは個人的な願望ですが笑、歩き続けることが健康の増進につながることは当たり前の話だと思うのですが、そうしてユーザーが歩き続けて健康になっていくことは、介護保険の給付や医療費給付などの削減につながるはずだと考えています。
ユーザーが一定以上に増えたときにはそうしたお金を行政から引っ張ってくることができたら、、、もうSTEPNは安泰なんだろうと夢物語がてらぼくは考えています。笑
STEPNの運営は説明会の中で常々「新規ユーザーだけに負担を求める仕組みは長く続かない」という発言を繰り返しており、そこからどうやって脱却していくのかが運営の力の入れどころとなっているのだと思っています。
新規ユーザーが稼ぎづらいわけじゃない
なんとなく仕組みはわかってきたけど・・・新しくゲームを始めたユーザーは稼げない仕組みなんじゃないの?
気になるところだよねえ。これからそれを説明するよ。
相場の下落時は初期投資費用も安くなる
はい、もうタイトルが答えです。
実際にゲーム内で稼げる仮想通貨の価値は記事執筆時点で下落を続けているという実態は否めません。
ですが、それに伴って、初期投資費用であるNFTスニーカーの購入費用も実は大きく下がっています。
ゲーム内で得ることのできる仮想通貨、GSTの4月から6月にかけてのチャートをみてみます。
たとえば一日に歩いて10GSTを得ていた方の場合、4月末時点ではその10GSTは1万円を超える価値があったものが、6月末時点ではおよそ200円程度の価値しかないということです。
そんなの稼げるわけがないじゃん!と思ってしまいそうなものですが、4月後半から5月頭の時期はSTEPNの市場が高騰していたバブルの時期でした。
だからその時期にNFTスニーカーを買ったユーザーは安いものでも一足15万円、20万円といった価格でNFTスニーカーを購入していたわけです。
それが7月頭時点でのNFTスニーカーの最安値は1万2千円程度にまで下がってきている。
一番高い時期にNFTスニーカを買ってその後相場が暴落した人は回収への道が果てしなく長い、、、なんていう実情はあるわけです。
ですので、価格が下がったときに買ったユーザーが得をする、それが一番大きいのだとは思います。繰り返しますが投資です笑
もちろん初めにゲームを始めたユーザーがいちばん稼ぐことができるのは事実ですが、それって有名になる前に株を買った人にしてもまったく同じ話で。
ゲームの利用期間が長いほどスニーカーのレベルが高いともいえるのですが、新規ユーザーがレベルの高いスニーカーを買うこともできるので、そこも一概には言えないところなのです。
つまり、稼げるかどうかは買った時の相場と買ったとき以降の相場次第。これにつきます。
- 相場高騰時にゲームを始める初期投資費用は高額
- 相場下落時にゲームを始める初期投資費用は安い
- 新規ユーザーがレベルの高いスニーカーを買うことも可能
- 利益が出るか出ないかは買った時の相場と、それ以降の相場がどうかということに尽きる
6月末にSTEPNをはじめた筆者の場合
ぼく自身は6月30日にスニーカーを3足を95,000円程度(うち1足はレベルの高いものです)で購入して25分間歩いて稼げる時間がある状態でゲームを始めています。
実際に歩きだしたのは7月1日からですので、まだ歩き出して1週間というところですが・・・
ぼくが一日に歩いて得ているGSTの平均は必要経費を除くと45~50前後です。
仮に1GST14円の状態がつづいた場合、ひと月で20,000円程度の配当が見込める状態だということです。
それに加えてNFTスニーカーを売却した際にはその売却益も見込める状態ということ。売るつもりはないですけど笑
・・・いや、もちろんこれからの相場しだいですし、想像よりはるかに運営の動きも市場の反応も激しいですので先のことは確定ではないですが。
それでもぼくは楽観してたりもします。
S国、B国、E国って?
また、新規ユーザーのことを考える上で、「国」と呼ばれているREALMのことは外せません。
REALM(レルム)はユーザーからは「国」と呼ばれているものです。
また、ゲーム内で稼ぐことのできる仮想通貨はGSTというものだと先に書きました。
このGSTですが、ユーザーが参入したときにスニーカーを購入できる仮想通貨にはSOLとBNBというものがあるのですが、SOLで買ったスニーカーで稼ぐことができるのはS-GST、BNBで買ったスニーカーで稼ぐことができるのはBーGSTと、種類が分かれているんです。
つまり、ユーザーから見たお金の流れというのは、SOLスニーカーの集団とBNBスニーカーの集団で、基本的には分断されています。
ですので、7月に開始されるとされているイーサリアム(ETH)を利用するE国においては、既存ユーザーが存在せず、新規ユーザーからのスタートになるわけです。
このイーサリアム国については、スニーカーの価格が高くなるんじゃないかという予想もされているところですが、こうした新しい国を作ることで運営側に入るお金は増えるわけです。
そして運営はそれらの利益から3つの国に分配を行っているため全体としての相場の安定を図っている、、、というところです。
また、E国から新しくSTEPNを開始したユーザーにとっては、S国やB国のスニーカーを買うことで稼ぐ能力を向上させることができることからも、S国、B国といった既存の国のユーザーにも恩恵があるのではないかと見込まれているところですよ。
もう一つ、S国B国E国で分断されている経済圏ですが、それらをつなぐ役割をするGMTという仮想通貨があり、どの国のユーザーでもGMTを稼ぐことができるようにするという計画もあります。
仮想通貨市場全体の下落相場が落ち着いてからとの発言があることからまだ実装は先だと思われますが・・・。
ちなみにGMTは発行枚数に上限があることからインフレを起こさずに価値が安定するのではないか、と期待されているところですよ。
ポンジスキーム(投資詐欺)とねずみ講とSTEPN
ポンジスキームとは
STEPNのような仕組みは、ポンジスキームと同じじゃないか!と批判されることがよくあります。
怖いですよね。ねずみ講なんかも大枠の制度は同じようなものかもしれないと思うのですが、実際に多くのGAME-FIというのは、ポンジスキームと似たような仕組みで成り立っている構造なのではないかと考えています。
それに、ポンジスキームのように運営企業が逃げ出す可能性だってないとは言えない。
だからこそ、著名人の「ぼくは稼げました!だから安心です!」っていう言葉なんてのは安易に信用しちゃだめだとぼくは考えています。だってそのあと逃げられる可能性があるんですから。
でも、ここでよく考えてみてほしいのですが。記事の初めにも少し書いたように、年金は20歳から60歳までの現役世代が支払った資金を国が運営して高齢者世代に年金として給付しているものです。
年金制度が日本で始まったのは昭和17年ですが、当然のことながらはじめの段階では現役世代が支払っているお金だけで高齢者への年金給付ができたとは考えづらく、はじめは国の財源からの支出もあったことでしょう。
現役世代が出資したお金を国が運用して、高齢世代へ配布し、自分たちが高齢世代になったときはそのときの現役世代から出資してもらったお金を受け取る仕組み・・・・。
そう考えると、年金とポンジスキームのしくみの大枠だって似ているものだと思いませんか?
あるいは国民保険の仕組みだって似たようなものです。現役世代がたくさんお金を払うけれど、その利益を享受している(病院に行って7~9割のお金の負担を公共から扶助してもらっている)のは保険料の金額が安い高齢者です。
だから、仕組みそのものが悪いわけではないんです。運営がポンジのような詐欺者なのか、そうでないのか。そこが重要なわけです。
ねずみ講のこと
次にねずみ講についてですが、ねずみ講の仕組みは後からの参入者が支払った資金を古株の人たちだけで分配しあうようなビジネスモデルのことをねずみ講と呼びます。マルチ商法も似たようなものですよね。
これも同じような仕組みに聞こえますが、ねずみ講やマルチ商法の仕組みとSTEPNが一番違うのは、STEPNでは自分で新規ユーザーを獲得しても、それが自分の利益に直結しないということです。
世界中で80万人規模のチームで投資を行っていく中で、たとえばAさんは新規ユーザーを5人獲得したから報酬が上乗せでBさんの獲得ユーザーはいないから報酬減額、、、みたいなことはないわけです。
ねずみ講やマルチ商法って自身の友達に必死で勧誘しないといけないことがいちばんのネックだと思うのですが、それがないので、STEPNなら新規勧誘は運営企業に任せて自分はひっそうと歩いているだけでもいいわけですよね。
逆に運営が好意的なツイートや勧誘サイトをアップした人に報酬を与えます!みたいなことをやりだしたらぼくはもうサイト記事もツイートもするつもりはないです。
そんな状態になったことだけは広報しますが、ぼくはそんな商売の仕方をする運営は信用できないし、そうなったらブログなんてのはどれも信用できなくなってしまう。
自分の利益のためだけに人に商品を薦める人なんて信用できないですものね。
もう一つ、ねずみ講やマルチ商法では仕組みが固定化していて単純な積み上げ残なので後からの新規参入者の利益は古参の参入者の利益を超えることはありませんが、STEPNがそうではないのは先に書いた通りです。
STEPNとの違い
STEPNの仕組みは安い時に勝った人はその後高騰したら儲かる、高い時に買った人は儲かりづらい、ただそれだけの話です。
だからSTEPNでは新規ユーザーでも投資を始めた時期によっては利益を古参ユーザーよりもはるかに多くの利益を稼ぐだなんてのは普通にありえることなんですよね。
市場の上下もそうですし、STEPNでは新しい国(REALMってやつです)を生み出しており、そこでは新規ユーザーと既存ユーザーが一度リセットされる仕組みになっていますし。
投資である以上リスクはありますが、自分がそれを友達に無理強いする必要なんてないんですもん。
だからねずみ講やマルチ商法とは似ているけれど大きく異なるものだとぼくは考えています。ポンジスキームとは仕組みは似ているけど、制度の仕組み自体は悪じゃない。
繰り返しますが、だいじなのは運営企業がどんなところか、運営の仕方がどうなのかということに尽きるのだと思います。
STEPN運営の信頼性について
記事のはじめに、僕がSTEPNの運営を信頼している理由としてこんなことを書きました。
- 4月から5月の時期のバブルの時期に新規ユーザーの抑制をかけた
- 相場が暴落した後に、ユーザーへの説明会の回数が激増した
- 新規ユーザーに負担のしわよせが行く仕組みをなくそうとゲームを構築している
先に触れたように、STEPNの市場価格は4月後半にバブルのような高騰を見せており、その後市場価格は暴投しています。
そのバブル前の時期に運営がとった対応は「新しくSTEPNを始めるために招待コードの入力を義務化する」というものでした。
要は、新規ユーザーがあまりにたくさんなだれ込むとバブルが起こる。バブルははじけてしまうものだから、それを抑制しようと考えたわけなんですよね。
投資詐欺を行おうとするならバブルで市場価値を引き上げるだけ引き上げて、バブル崩壊の兆しが見えたときに出資金を持ち逃げするのが効率がいいわけです。
だけどSTEPNのそんなことはせずに、暴落後にユーザー説明会の回数を倍増させてユーザーを安心させよう、自分たちのビジョンを見せようと頑張ってくれています。
それに、暴落後も毎日のように寄せられるユーザーからの質問に対応しているスタッフもおり、そうした話の中からは、運営が「長く持続できる仕組み」を作るためにどれだけ力を注いでいるのかが読み取れます。
そもそもゲームの題材に「歩く」ということを選んだことは、稼ぐどうこうだけでなく、健康のためにもなれることを運営が選んだからなわけで。
たとえば「眠って稼ぐ」、「運転して稼ぐ」といった仕組みの中にそうした思想があるかというのはぼくは疑問です。
HPで公開されているチームのアドバイザーにはアディダスの副社長スコットダンラップ氏も顔を出して紹介されており、そうした人たちもSTEPNの運営チームを信頼しているからこそこうした行動ができるのだと考えています。
アディダス側からすれば詐欺かもしれないプロジェクトに名前を出すだなんてことは絶対に嫌がるはずですから。
また、STEPNの運営は、「すべてのPlay to earnゲームはポンジスキームなのか?」っていう長文コメントを書いていたりします。
このコメントの中で運営は「あまりに高いリターンをうたうところとか、新規ユーザーのみに負担を求めるゲームは怪しいから気を付けてね!」なんていう注意喚起をしてたりもしますよ。
STEPNが信頼できそうっていうのは話をきいてなんとなくわかったよ!
ありがとう。仕組みとしては詐欺にも使えてしまう方法ではあると思うんだ。だからすべてのGAME-FIが健全なわけじゃなくて、運営がどういうものかっていうところに落ち着くんだよね。
そういうことなんだねえ。
だからぼくは「ぼく自身が信用できる!」っておもったものしかやらないし紹介したくない。自分が納得できないものを人にすすめたくなんてないよ。
【おわりに】STEPNのリスクはどんなもの?
最後にSTEPNのリスクについて書いていきますが、リスクについてぼくが考えているのはまさに投資そのもののリスクです。
STEPNがいちばん盛り上がっていたときには、NFTのスニーカー1足が15万円とかいうような金額に跳ね上がっていたことがありました。あくまでゲーム内のスニーカーの話です。
そこまで価格が吊り上がった背景には、2022年4月ごろに「一日で5万円稼ぎました!」みたいなツイートがよく流れてくるようなSTEPNバブルがありました。
みんながSTEPNはそれだけ稼げるもなんだって信じた結果、それを払ってもそれ以上に稼げるはずだ!っていう金銭欲があった。
そこで1足目を15万円で購入したユーザーがもう1足追加で購入して30万円の投資を行った人がいたとします。
その後に相場が暴落して、稼げるGSTは激減し、持っているNFTスニーカーも価値が暴落した、、、なんていうことが実際に起こっているわけです。
もっと言えばB国のスニーカーなんていうのは一足で数百万円の価格がついていたこともありましたし・・・。
しかもそうした状況も相まってSTEPNから離れていくユーザーも出たために相場の下落が止まらなかったというのが下落相場の状況でした。
相場下落の大きな原因としては、「バブルの反動による下落」「仮想通貨市場全体の暴落」「STEPN中国ユーザーの規制発表」という三つのことが重なってしまい起こったものだと考えています。
仮想通貨全体を考えても、STEPNの経済圏だけを考えても、あまりにも市場変動を起こしうる原因が多すぎるため、正直言って先の予想というのは難しいと思っています。
だから、ぜったいに安心だ!なんてことは簡単には言えませんが、これだけの素晴らしい運営がこれだけ緻密にプランを練っているのを知ってぼくはSTEPNを信頼しています。
ぜったいに安心だ!って言えるものではないってことなんだね。
そうなんだ。詐欺とかのことのほかにも、ゲームの本質が投資である以上、そこにはやっぱり相場の下落リスクがあるんだよね。
それでも、STEPNにしたって投資をした金額までしかリスクはないわけだから、あくまでも生活に支障をきたさない余裕資金で始めることが大事なんじゃないかって思ってる。
- 仮想通貨市場全体の下落に伴ってゲーム内通貨の価値が下がるリスク
- ゲームそのもののユーザー離れによる下落リスク
- ぜったいに安心だといえるものはない
いろいろと書いてきましたがこの記事を読んで仕組みを納得していただける方がいてくれたらとてもうれしく思います。
投資なのでもちろんリスクはありますが、ぼくはこういった内容を知って怪しいものではないんだって思いましたし、STEPNの運営を信頼しています。
この記事を読んでいただいて少しでもSTEPNが怪しいだけのものでないと思ってもらえたらとてもうれしいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
なお、下落と今後の行く末を考えてみた記事は ↓ にリンクを貼っておきました。見ていただければうれしいです。
コメント
コメント一覧 (10件)
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