【7/25】STEPN/E国(A国)はバブル抑止で長期化する?

E国(A国、APEレルム)入国して6日が経ちました。入国前や入国後に考えていた内容を少しまとめてみます!

開国後のフロアやばかったじゃん・・・。B国と同じ魔界でしょ?

ぼくはB国のような状態にはならないだろうと思ってる。運営がそうさせないために必死なのが伝わってくるんだよ笑

ふーーん?話半分で聞くから詳しく聞かせて?笑

ぎゃふっ笑・・・いや、そうだねえ。あくまでこれはぼく個人の意見なので話半分で聞いてほしい。仮に運営がいくら頑張ったところでリスクは必ずあるものだし、GSTやフロアの変動が激しいからリスクはやっぱり高いとも思うし・・・。

目次

STEPN/E国(APEレルム)はバブル抑止で長期化?

開国後2日間の靴、ミンスクなどのフロアは乱高下

 7月19日に開国したE国ですが、靴、ジェムなどの各アイテムのフロア価格はその後2日間ほど急激な乱高下を繰り返していました。

 7月19日午前9時半にコモン靴全体の最低価格が3.3ETHであったものがどんどん上下を繰り返して20日深夜には一瞬だけですが1ETHで販売されていた靴もありました笑

 そこから徐々にフロア価格を上げて、20日にはおおよそ1.5ETH前後で落ち着いて、、、というのが二日間の靴フロアの状況でした。

 また、ミンスクも7月20日に出回り始め、はじめは400GMT前後であったものが20日夕方には600GMT前後に、その前後には800GMT前後で取引がされていた時間帯もありました。

 その後に靴のフロア価格が落ち着くのにあわせてミンスク価格も落ち着きを取り戻し、25日時点では400GMT前後で落ち着いています。

 ジェムについてもはじめのころはLV1赤ジェムが0.4ETHとかの異常な価格で取引されていました・・・。

 ※データをきちんととれていたわけではないのであくまでぼくが確認した範囲内での話になります。

開国後3日目以降は落ち着きだしている?

7月7日~25日のE-GSTチャート

DEXSCREENERより引用。最新価格を知りたい方はチェックしてみてください。

 画像が見づらくて恐縮ですが、7月7日から7月25日までのチャートを見てみますと、上場後GSTは暴騰を続け、7月10日の1GSTは24米ドルしています。

 その後7月19日のE国開国時に相場は3ドル程度にまで下がり、その後20日に上昇、21日の下落を経てその後は安定しているのか・・・?という感じです。

 25日12時時点でのGST価格は3.6ドル程度です。

7月25日12時のスニーカー、ジェム、ミンスクのフロア価格

フロア最低価格
コモンウォーカー1.3ETH
コモンジョガー(ミント0)1.8ETH
コモンジョガー(ミント2)1.3ETH
コモンランナー1.3ETH
コモンミンスク397GMT
LV1黄ジェム0.042ETH
LV1青ジェム0.04ETH
LV1赤ジェム0.097ETH
LV1紫ジェム0.006ETH
LV2各ジェム0.9~1ETH程度
紫のみ0.6ETH

 フロアを見ていると、25日時点では価格はある程度固まってきたのか・・・?という感じが見受けられます。

 靴の最低価格は1.3ETHほどですが、ミント無しのジョガーなどは高値で取引されており、本来の需要と供給にマッチしてきているのではないかと。

 とすれば、ひとまずはこのあたりの価格がE国開始後のまっとうな価格帯なのかもしれない、、、と考えているところです。

7月26日追記、GST価格、フロア価格ともに予想よりも早く上昇を始めています。イーサの下落なども関係しているとは思うのですが、上昇を続けることはとても怖い、、、というのがぼくの正直な気持ちです。

B国の失敗を繰り返さないよう運営はE国では長期化を狙っている?

 ここからは、B国のときと比較してE国開国における運営の方針を考えてみます。

 B国はかつて「魔界」と呼ばれ、いっときのバブルで靴の価格もGSTの価格も高騰し、その後インフレを起こしてGSTも靴のフロア価格も暴落したことはSTEPNユーザーならだれもが知るところだと思います。

 このB国のバブルは、B国開国後のアシックスコラボによる新規ユーザーの急増、ミント工場による高額な売却益、ミントの急成長によるGSTの急騰、、、

 そうした状況がさらに新規ユーザーを呼び込み、とめどなくGSTが高騰を続けてしまったことにB国バブルの原因があるのだと思われています。バブルは起これば必ずはじけるものですから。

 そしてE国のことを考えると、「E国でバブルだけは絶対に起こさせん!!!」っていう運営の意気込みが見えているよな気がします笑

 ぼくがそうした意気込みを感じるのは次のようなところです。

  • ミンスクの導入によるミント工場の締め出し
  • HPシステムの導入による短期ユーザーの締め出し
  • 共有可能エナジーの減少によるGST流通量の制御
  • (BYBITのGST上場廃止に見られる投機勢の締め出し?)
  • E国参入の呼び水となるブランドコラボをまだ出していない

 じゅんばんに見てみます。

ミントスクロールの導入によるミント工場の締め出し

 B国ではミントによる利益が大きかったため、中国ユーザーなどが「ミント工場」と呼ばれたように、歩かずに靴をミントで増やしたものを売却して利益を得る行為がたくさん行われていました。

 その結果がどうなるかというと、ミントのためにGSTが買われて、歩かないためGSTの売りは進まない。しかも儲かる、ということで、GSTの高騰が続くひとつの原因になりました。

 これをミントスクロール制度を導入したことで、歩かずミントで利益を得ようとするユーザーは、マーケットでミンスクを購入するしかなくなったわけです。

 そのため、7月15日GPSが使えない中国ユーザーはミンスクを買ってミントをするしかなくなり、ミンスクやミント費用を計算すると利益がさほど出なかったためにミント工場勢がE国から離脱した。

 そのミント工場勢の離脱が開始後のフロア価格の急落につながっているのではないかとぼくは考えています。

HPシステムの導入による短期ユーザーの締め出し

 つぎはHP(ヘルスポイント)です。7月のアップデートで導入されて物議をかもしたHPですが、E国との関係で考えてみます。

 このHPの導入によって、たとえば短期間歩いてミントスクロールを2枚手に入れてミントを行って売り抜けて離脱する、という短期戦術がとても使いづらくなっているわけです。

 たくさんの短期ユーザーが荒稼ぎして早抜けする構図は、どう考えても市場が安定するものじゃないし、ギャンブル性の高いマネーゲームにしかなりません。

 なんならE国の開国直前にHP制度を導入したのもE国の安定化のためなんじゃないの?なんてことも考えています。

 もちろんこの仕様のために特化靴を履き替えして運用する戦略もまた使いづらくなっているのですが、、、?

共有可能エナジーの減少によるGST流通量の制御

 エナジーについても、B国の開国時にはS国のエナジーをすべてB国でも使用できる、という仕様でした。

 つまり当時のB国では、B国のスニーカーを1足、単価が安いS国のスニーカーを8足買って、9足分のエナジーでB国のGSTを稼ぐことができたわけです。

 それがE国ではS国、B国に所有する靴があった場合、期間限定でそれぞれ1ずつのエナジー共有をE国で受けられる。

 具体的には、「S国とB国のスニーカーを保持している場合、1か月目と2か月目は2のエナジー共有を受けて、3か月目は1の共有を受ける」という仕様に変更がなされています。

 (参考:STEPN.COM「エネルギーシステム」

 B国開国時の仕様だと、開国の序盤から流通するGSTの量が膨大になるため、その分早く通貨のインフレが加速するわけです。

 つまり、インフレを防ぐためにエナジー共有をこれだけ絞っている。これもまた長くE国を続けるための施策なのだと考えます。

BYBITのGST上場廃止に見られる投機勢の締め出し?

 お次はこれです。なんのこっちゃ?って話なのですが、バイビットは海外の仮想通貨取引所で、それまでE国のGSTを取り扱いしていました。

 要はSTEPNユーザー以外でもGSTを買ってショートで売り抜ける投機勢がいるわけです

 それでもってはじめにチャートを見たとおり、7月10日にはGSTの価格は24ドルを超えていたりしました。

 それが急落した後に3.5ドル程度で落ち着いている現状なのですが、こうした急激なGSTの変動はゲームユーザーだけの行動ではありえないものです。

 ゲーム開始当初なんてのはユーザーはレベルを上げたりミステリーボックスを開封するのに必死で、稼いだGSTを利確するユーザーなんてのはごく少数のはずなので、売り圧が買い圧よりも高いはずがないですから。

 そうした投機組が市場を荒らして仮にGSTが急騰、暴落を見せた場合、STEPNを実際に遊んでいるユーザーの心理を変えてしまうリスク要因になるわけですよね。

 運営からしたらここまで気を使ってバブルを抑止しようとしているのに、外部の投機勢に市場を荒らされたらたまったものじゃない。

 そうしたさなか、大手の取引所バイビットが7月21日に突如GSTの上場を廃止したわけです。上記のツイートは先物の廃止ですが、GSTの上場そのものを突如廃止しています。

 22日の運営(広報担当ギルガメッシュさん)のコメントでは「取引所での取り扱いは無許可のもの。バイビットの上場廃止にはSTEPN運営は関与していないとおもう」とのことでしたが、、、

 バイビット側にGSTの上場を廃止する理由がない以上、ここまで急な廃止に至った理由はSTEPN運営側の働きかけがあったのじゃないか、、、?とぼくは疑っています笑

 7月25日現在、まだMEXCという仮想通貨取引所においてもE国GSTの取り扱いをしているようで、もっと言えばSTEPNのウォレット内で実質的なショート購入は可能です。

 ですのでいずれにしてもショートの投機勢による市場変動のリスクはずっとつきまとうのではないかと考えます。

E国参入の目玉となるブランドコラボ等がまだ出ていない

 お次はこれ、ぼくの中ではとても大きな理由です。BNB国開国の際に、B国入りを促進した理由の大きなもののひとつに、アシックスとのコラボがありました。

 その後B国ではバブルが発生、インフレ後の暴落に至ってしまったわけなのですが、現時点では悪評ばかりの「BAYCホルダーにE国スニーカーを配布する」という施策以外、コラボらしきものは運営から発表されてません。

BAYCは、NFT界隈でセレブらに人気のあるアーティストです。BAYCのNFT所有者がSTEPNツイートをすることでE国スニーカーを配布すると運営が発表した後、既存ユーザーからは批判が巻き起こりました。コラボでもなく所有者(=富裕層)にE国スニーカーを配布して既存ユーザーは放置か、と。STEPN独自のNFTマーケット開設に向けた広報の意味もあったんじゃないかとぼくは思っていますが、まだ結果のほどは今のところ「?」・・・という感じです。

 アシックス以降も「他のブランドとのコラボはこれからも継続していく」という発言を運営は繰り返しています。

 まして今の目玉となるE国での運営の目立った動きはいまのところ批判だらけのBAYCのみ。そんな状況で運営がE国での参入促進の目玉を何も用意していないとは考えづらいんですけどねえ・・・?

E国コラボに関連する運営の発言

 APEレルムの開始前に、公式はこんなコメントを出しています。

APE Realmでは、ブランドの要素と新しいコミュニティを組み込んで、STEPNのパーソナライズされた可能性を探ります。(中略)

イーサリアム上に3つめのレルムを構築し、それをAPEレルムと呼ぶことにしました。このレルムは、ファッションやその他のNFTコミュニティを受け入れるための素晴らしい実験を反映しています。

STEPN公式MEDIUM記事「STEPNおよびAPEレルム」より抜粋 ※傍線筆者

 ※ちなみにこの文章の中には、S,B国でも有名なスポーツクラブ、映画のIP、ソーシャルメディアとのコラボを示唆する文章も含まれていますよ。

 また、公式のロードマップを見ると、8月にNFTマーケットプレースの開始が予定されているところです。

STEPN公式サイトより。

 それらを組み合わせて考えると、、、

 8月のマーケットプレース開設にあわせてなんらかのファッション関連のブランドとのコラボが発表されるのではないか?なんていう希望的観測ができたりするのですが・・・?

 いずれにしても、これまでにE国の新規ユーザーを獲得するためのポジティブな発表は実質まだされていないことから、何かの手は打ってくるのだろうと考えていますし、

 ポジティブなネタを連発して一気にユーザーを増やすのではなく、開国と時期をずらして発表をするのではないかと・・・?

 とはいえ仮にコラボなどが発表されて買い圧が今以上に上がれば崩壊に至る危険性もあるわけですから、、、とても判断が難しいところです。

噂のあったナイキはどうなのか?

 結論から言うと、まったくわかりません笑

 ただし、公式インスタでのナイキ匂わせの投稿はその後もずっと続いており、個人的にはナイキとアディダスのコラボは確定で、どのレルムに投下するのかが焦点になっているのじゃないか、、、?なんて考えてます。

 上は7月24日の投稿です。似た構図でストーリーもアップしていますがアシックスと全く同じ構図だという・・・笑

 ナイキはいずれ来るだろうとは思ってますが、それがE国かどうかはわかりません。それでも来てくれたら嬉しいですね笑

 あるいはS,Bにナイキを入れてSTEPNユーザー全体の呼び込みを図るというのもひとつの手なのかも・・・とも思いますし・・・?

 あと、ぼくはいずれはアディダスも鉄板で来るのだろうと考えていますよ。

まとめとリスク

 ぼくは「STEPN運営はバブル抑止を最優先にE国の運営を行っている」と考えています。

 ミンスク導入、HPの導入、共有エナジーの減少など・・・。こうしたものは今のところは成果を発揮しているのではないかと考えています。

 そのためにE国の立ち上がりは想像よりもはるかに安定したものになっているのではないかとも。ただあまりにユーザーが少ないために流動性がまだ出てきていない。

 そこにE国参入の呼び水となる施策が出されれば市場は上向きに伸びだすのではないか?というのがぼくの考えです。

 この背景があるからぼくはE国での戦略をある程度長期間見て考え直すことに決めました。

 ただし、リスクはもちろんあります。

 運営の意図がどうだったところで、イーロンマスクがSTEPNのポジティブなツイートをすればバブルが起こってしまうでしょうし、投機勢のクジラが悪意を持った動きをすればそれだけで市場は簡単に崩壊すると考えています

 あるいは経済不安なんかに至る世界の動きがあればそれに仮想通貨市場全体が引っ張られて動きますし・・・。

 まして、7月26日時点の状況を見ているとそうした主だった要因がなくてもフロアの変動が始まっています。

 フロアが上昇を続ければそれに伴ってGSTもインフレを進め、最終的にはインフレになってしまう危険性は常につきまとっていますので、、、実際のところリスクが低いとはとても言えない状況ではあると思います。

 いずれにしても必ず暴落のリスクは存在します。ですから、どうか検討は慎重に。

 E国はスニーカーの価格が高額である以上、必ずリスクは存在します。「確実にもうかる!」だなんて言葉ほど嘘くさいものはないです。

 また、あくまでも投資ですので参入はタイミングがすべてです。でも、もし自分でリスクも見込んで判断したうえで参入していただけるのなら、、、そのときは恐れずに。だけど暴落に気を付けて一緒に楽しみましょう笑

 なかなか進みませんが僕自身のE国戦略記事も並行して書いています。また見ていただければ嬉しいですよ。

 それではここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

サイト管理者のしんです。元市役所で税務課経験が6年間あるのですが、2022年3月に退職しました。前々から仮想通貨やメタバースに興味があったこともあり、じぶんの頭の整理がてらこのサイトを立ち上げました。新しいことを始めるなら事前にある程度リスクは把握しておきたいし、自分で納得できるものしか人に薦めたくない性格なので、できるだけ自分で試してみたことや、自分が考えていることをそのまま書き綴っていこうと思っています。参考になればとてもうれしいです。

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